薬のこれから

水虫を治療する薬の今後の動向と予測

足

水虫の潜在的な患者数は国内で1100万人とされ、そのうち800万人が足の水虫にもかかっているといわれています。その中でもとりわけ女性の患者の比率が増加しており、現状では男女ほぼ同じくらいの動向です。女性の患者が増えた理由に、冬場の長期間のブーツの着用や、夏場のレインブーツの流行があげられます。企業はそんな女性とターゲットに、手を汚すことなく患部に塗ることができるエアゾール剤やゲルタイプの薬を開発しています。水虫薬の売り上げ規模は250億円程度で、今後も市場は拡大し続けると予測されます。現在、水虫の市販薬は効き目の強さを求められています。2003年以降、医師の処方がなくてもドラッグストアなどで買えるようになった高い効果の期待される新規成分入りの薬に需要が集まり、それまでの成分を配合したものは安さを重視される傾向にあります。

水虫の薬を使用する上での注意点

水虫の薬を使用する上で注意すべきことがいくつかあります。ひとつめは回数を守ることです。使用回数は効き目に大きく関わってきます。一日一回の場合は、入浴後が就寝前に塗るのが良いでしょう。靴下を履いて寝る必要はありません。ふたつめは広範囲に薬を塗ることです。水虫の菌は症状が見える場所だけでなく、そのまわりにも広がっているからです。足の裏全体に塗ってしまっても構いません。三つめは根気よく治療を続けることです。健康な皮膚のターンオーバーは約一か月です。角質の奥に潜んでいる菌を退治するには、痒みが治まってからも、一か月は薬の使用を続ける必要があります。薬がべたつくことで断念してしまうひともいますが、自分に合ったタイプのものを選ぶことも大事なことです。